手話を始めて
多分3年半くらいになると思うのですが、手話を習っています。ちょうどコロナのあおりを受け、地域の手話入門講座が開催されず、手話の会に時々参加させてもらっていました。
きっかけは…
手話を学びたいと思ったきっかけは、患者さんに聾唖の方がいらして、その方とコミュニケーションをとるためでした。簡単な手話や指文字を教えてもらい「おはようございます」「大丈夫ですか?」「始めます」「お疲れ様でした」と簡単な手話を使いその患者さんと会話していました。が、それ以上の会話が続かない。例えば細かな症状の訴えや、誰が、どうしたといった内容がきちんと分からず逆に混乱することもありました。手話が読み取れない、単語が分からないのです。週3回治療に来られていましたが担当になることも少なく結局手話も上達することもありませんでした。その方は高齢だったこともあり、外来受診にこられて2年くらいでお亡くなりになり、その後は病院内で聾唖の患者さんとの接触は殆どなくなってしましました。
それでもなんとなく
仕事の都合や家の事情で行ったり行かなかったりして、ゆるゆるの不真面目な参加者でしたが、それでも手話を続けていました。昨年の6月に3年ぶりにようやく入門講座が開催され入門講座を修了し晴れて、今年度より手話の会の会員となりました。手話の会には入門講座を修了した人しか入会することができない決まりがあったからです。
手話検定試験を受けて
実は一昨年に手話検定5級、昨年に3級と検定試験には合格していました。理由は何か追われることがないと勉強しない自分を追い込むためでした。それでも集中してその級の勉強をすれば試験は何とかなるものです。付け焼刃とはこのこと。一度覚えてもすぐに忘れてしまう年頃です。けっして検定試験に合格しても手話で会話ができるわけではありません。私は日本語以外の言葉は喋れませんが、なんとか手話という言語を話せるようになりたいと思います。せっかく始めたこと。アラフィフでも達成できることを証明したいとおもいます。
コメント